ちょっと前のこと。
お昼ごろの日差しが強い時分にうかがうと
アッシュの店内は、テントの色を受けてオレンジ一色です。
「パンの色が分かりにくくてすみません」とマダム。
「大丈夫ですっ、こうね、目を細めてオレンジ色を差し引けばっ」
などと言いながら細目でまず選んだのが、
リュスティック・アプリコ (かな)
ビールのリュスティック以来、hのリュスティックが気になっており。
う~、アプリコット、酸っぱいですっ。
細かく刻んだアーモンドは入っているものの、
「この酸味にぶつける強い味」とまではいかないので、酸っぱさが前面に。
でも、噛んでると生地の味が出て、じわじわ甘くなってきます。
じゅっ、となりそうなくらい水分たっぷりのリュスティック。
飲み込むとき、喉でまたおいしいのだ!
小さな花美のマロン
「花美のマロン」にマロングラッセ追加です。
チョコレート具合と生地のねっちり感がぴったり!
そこに栗やもん。
それはおいしいよねえ~。
ビエノワ レザン・ロム (かな)
ラムレーズンのラムがよりラムラムしたような。
前からそうやったけど、久しぶりだから改めて思ったのかも?
このラム加減が大好き!
生地にもラム酒が入ってるのか、香りが移ったのか、
生地とラムラム・クリームが唐突感なくなじんでいて、うま~い。
カシスと甘いモッツアレラ
「甘い」のはホワイトチョコ入りだからなのです。
酸味あり甘さあり。
まろやかで、焼けたホワイトチョコの香ばしさもあって。
全体としてはファンタジックな印象なのは、
ふわりと香るローズマリーの魅力なのかも。
香りの力って大きいですね。
クレオル
好きです!
さつまいもと栗の、固めのダマンドみたいのホワイトチョコにくぐらせて
さっくさくのサブレ(かな)で挟んだお菓子。
さく・ほろ、しっとりの食感、
もこっとしたさつまいもの風味と、そこを横切るオレンジリキュールの都会的な印象。
複数の要素が一口のなかでぱっとほぐれて、また一緒になって。
食べちゃうのがもったいなくて、ちょっとずつ齧りました。