先日、や~っと行けました、バスク・デジュネ。
わくわくっ!
トマトのソルベにナスのジュレ
ほろ苦やわずかな青くささ、ふるふるにシャリシャリ。
いろんなものが小さな器に詰まってます。
うかがった時はもう秋口だったので、風情がちょっと涼しげだったかな。
ナスに対して自分は結構季節感を持っているのだ、と
気付いた一品でした。
ジャンボンバイヨンヌとオッソイラティー
これは「手で」。
ちょっと食べにくいけど楽しいわ♪
愛想の無いトルティーヤに挟まれてるのが
ぎゅっと凝縮された旨み、ってところがニクイ!
ニククておいしい!
ピペラードと卵
はじっこをすくって一口目、あっ、なじみある味、と思った。
トマトやピーマンの煮込み味がまず感じられて。
全体を混ぜていただいていると、卵や鰻の燻製などの
濃厚さが加わっていきます。
塩鱈とニンニクの泡
塩鱈。
ちょっと身構えてましたが、しょっぱさがこれ以上だと塩辛くなりそうな
ぎりぎりの塩梅で良かった~。
付け合せのじゃがいもが、かりっとぽくっと
やたらとおいしかったなあ。
豚ロース肉、黒いピキオス
豚の下にはブーダンノワールと、バスクの赤ピーマンをイカスミで染めたもの
が敷かれています。
柔らかで、身の部分はあっさりなロース肉に
ブーダンノワールをつけて濃厚にしてみたり。
焼いたときのお汁で作ったソースに旨みがぎゅーっ。
シードルのジュレとベレー帽
ほわんっと香るシードルが爽やかで。
色あいもとても素敵。
あ、スペインのバスクもりんごがおいしい言うてはったなあ。
フランスのバスクでもそうですよね。
「シドラ」そのものも飲んでみたいわ。
ガトーバスク?
「?」が付いてる通り、焼き菓子のガトー・バスクとは全然異なってます。
面白~い!
グリオットチェリーにキルシュしっかり。この効き具合、好きです。
クランブルも、これだけで販売して欲しいくらい。
デセールに仕立てあげられた「ガトー・バスク?」、おいしかった。
ミニャのブタ君、私はスパイス風味の方をいただきっ☆
豪胆かと思えばきちっとしていたり。
いただきながら、おいしくて楽しくて、気持ちが盛り上がってくるお料理。
私は好きです。
他のお客さんのざわめきがあれば、なお楽しかっただろうな。
この時たまたまだったのかも知れませんが、
平日お昼ということもあってか、店内はやや寂しげで。
また行きますっ!