日常で手の届く、最高の上質さのひとつ
という感じがします。
色あいも美しい
サントノレ・オ・テ
サントノレはまず、シューが付いている構造がたまらない。
(可愛らしいしオマケ感があるのよ)
小さい頃からなじみがあるからか、シューって
嬉しいけど構えなくていい、絶妙な存在感。
マカロンが乗っていたりすると、
「おお、マカロン様が!」
とことさらに意識してしまうのですよねえ。
深い紅茶の味わいとグレープフルーツの苦味・酸味が
絡まってはほどけて、うっとり。
布地で言うならベルベットだわ。
お酒の効いたチェリーは噛み応えもあって、ナイスアクセント♪
ラ・シュヴァレリー
催事のときは、店名が入った丸い紙がぺたんと表面に寝てて
なんとなく違和感があったのですが、
今回は刺してあったので落ち着きます(笑)
お店に置くにあたって、赤ワインを吸わせてる生地の目が細かくなって
よりじゅんわりになったそう。
おお、確かに!
クリーム等となじむ感じだ。
それだけで立っているババのときと、
容器での提供とでは
きっとバランスが違ってくるのですね。
ヴェリーヌ容器がだいぶたまってきてるのですが、
皆さんどうしてはるのかな。
お店に行った時に聞いてみようと思って、いつも忘れる。
カヌレ
某チームによる「カヌレの会」のもようを拝見して、
久々に食べたくなって。
(寂しげに撮ってみました)
独特な食感、ふくよかな香り。
それらだけでなく、
この黒い小さなものには時間も閉じ込められているような
広がりと凝縮の両方がここに成立しているような
おいしさでした。
ルッス・フォイユ
好きです。
好きでした。
ショーケースの左端のほうに、あって当たり前だったあなた。
分かれる日が来るなんて。
目新しい季節ものに目が奪われて
つい間が開いてしまう私が寂しがっても、
来園しないくせに「懐かしの動物園がなくなるなんて」と
残念がる人と同じなのですが。
とどまっているものも人も、ないですものね。
人生足別離。
だからこそ
代わりに出てくる、新しいなにかを楽しみにしていますね。