業者の方が家に来られるので、
モンテベロに行ったときに焼き菓子をいくつか買った。
該当箇所を確認いただいたあと、
お茶と一緒に出しながら
「あのこれ、岸部の、ええっと吹田のお菓子やさんで
ケ・モンテベロっていうお店のお菓子で…」
「あの、パン屋さんの隣のですか?」
お?
「僕、お菓子が好きで。時々行きます。
ホワイトデーには会社の女性用に買いに行きましたよ」
おおっ?!
こんなところにスイーツ男子が!
イベントなどではなく、ごくごく素の日常で出会うととっても新鮮。
その後、
最近はまっている口どけの良いクッキーを教えてもらったりして
話に花がぱっぱか咲いたのだった。
その場ではやはり遠慮されたので、持ち帰ってくださいと包むと
とても喜んでくださり、あぁ、よかった。
読後感ではなく、会話後感とでもいうのでしょうか、
お見送りしたあとも爽やかな気持ちになった。
さて、モンテベロのお隣、シュクレクールでは「クラミック」が復活していた。
喜んで注文すると、
「今日は気の巡りがおかしい」と訴えるパン屋さん販売男子は
「このクラミックにはひと癖もふた癖もあるので、
ひと癖もふた癖もある人にぴったりです」
って
同じくらいの年恰好の男子なのに
会話後感のこの大きな違いは何なのかしら。