もともと、今日はケーキを買って帰るつもりでした。
出るかな
出るんじゃないかな
関西のお客さんにも、ということで
と思って尋ねてみると、
「今日からします」とのことだったので
1つ取り置きをお願い!やった~嬉しい~。
quai montebelloが東急渋谷店でのsweets collection 2009で、
東急限定ということで出してはった
"Foret Noir"。
(*eにアクサン;フォント、どうやって出すんやろ?)
ショコラ、おいしい…。
ショコラの下の層がビターで、チェリーのキルシュとあいまって
甘みでなく硬質な印象が後味に残ります。
なんというか、色で言うならいぶし銀のイメージ。
はぁ~とため息ついてはしげしげと眺め、
また一口食べて、はぁ~。
深い、黒い森を想像しながらいただく、冬にぴったりのお菓子でした。
そのほかにはタルト・カシス・オ・テと
タルト・シブースト・ア・ラ・パタトゥドゥースもいただいて満足!
(家で夜に撮っても画像がどうもおいしそうでないので、
美しい
HPをご覧ください)
モンテベロのお菓子がどんどんきらきらしてきたように見えるのは
きっと気のせいではないと思う。
よく、出来立てのお店は植樹されたての苗木のようやなと思います。
ぴかぴかの店内は、植樹の段階まで大切に育てられた苗木の
無邪気な黄緑な葉のようで。
うまくそこに根を張れるのか
葉の色を生き生きと濃くしていけるのか
事前に様々な要素を考慮してはいても、未知数なもの。
モンテベロからは、
陽をあびて
風にあたりつつも
着実に根をはってきた力強さを最近感じます。
お店も商品も固定のもの。
話しも説明もしないのに、その存在感や空気感が変化していく。
お店の本質って、動的なんだなあ。
想いをもってしていると、動的になるんだ。
そうするにはどれだけ大変なことを抱えてきはったんだろう。
と、そんなことをフォレ・ノワールをいただきながら考えていました。
催事、本当にお疲れ様でした!
これからも楽しみにしています。