その日その時
私はその後姿に思わず呼びかけていた。
「○○さんっ!」
また名古屋から?!
急な呼びかけに驚きつつも
「仕事で、大阪に戻ってきたんです」とはにかみ笑顔の○○さん。
わーっ、お帰りなさい!
シュクレの5周年と6周年で連続して偶然お会いした彼。
これからもきっとどこぞでお会いしますね、
よろしくお願いします、
と挨拶を交わしたのはフール・ドゥ・アッシュの店内であった。
すみません。
アワ
真ん中は柚子入りの白餡。
とっても「和」で、チョコ饅頭みたい。
と思いきや、最後の方でチョコのビターさがぷわっと出てきて、
「洋」やで~と主張も感じられて。
柚子、昔は苦手だったけど、おいしいものですね。
大人になったわぁ。
ブリオッシュ(バニラ)
アッシュのブリオッシュはとてもリッチです。
ほわほわで、口に入れると濃厚なバターの香りを残しつつ、溶けてゆくよう。
素ブリオッシュ(て言わないか)でも充~分ごちそうなのに、
そこのバニラの甘い香りまで。
庶民はなんだか落ち着きません(笑)
この落ち着かなさは、以前「薔薇のブレッサンヌ」でも感じました。
庶民です。
ベーグル(マイス)
とうもろこしを牛乳とバニラで煮たものが入っていて、
持つとずっしり・水分が多そうな感触。
と、あと、確か何かもう1つ…。
このこげ具合で思い出した(笑)
ホワイトチョコ!
そのホワイトチョコがたっっぷりで、とてもスイート。
とうもろこしは大分煮てあるのか、コーン粒の形はあらかたなくて。
どことなくリ・オレのコーン版みたい。
食感も「もろっ」としていて、「ひき」とかとは無縁。
ベーグルの枠を越えた、天野シェフワールドな一品でした。
フラン マングー・エ・ザプリコ
家族へのお土産だったのつもりが半分以上食べてしまった。
ごめ~ん。
アプリコットの存在感がしっかりあって、
濃厚マンゴーとぴったり!お~いし~い♪
濃厚なんだけど、台がわりとあっさりしてるからかすいすい入っちゃう。
タルト・フランベ(ゴルゴンゾーラ)
ゴルゴンどっさり、クサ旨しょっぱい!
直球にうまーーい!
出来立てで買ってから、時間を置いてしまったのでしんなりしてしまったわ。
今でこんなに迫力あるなら、熱々の時はさぞ。
食べるタイミングは逃したものの、
薔薇を愛でつつ
蚊に攻撃されつつ
オカリナの音も聞きながらいただいたタルト・フランベは
空腹の私にぐんぐんと力をくれたのでした。