年末営業最終日のアッシュ。
お昼前に「激コミ!」と某先生からメールをいただきました。
おおっ。
空腹でキケンな状態の家族(小)を伴い、
「限定パンでなくてもいい、何か残っててくれい」と向かうと、
店内には『さらえたあと感』が漂っておりました。
同じ、パンがあまりない状態でも
これからどんどん出てくるときと
一通り買われた後では気配が全然違う。
さらに、希望の品の焼き上がり・仕上がりを待ってる人がいて、
聞こえてくる話によると午前も来て、再度という人もいるようで、
独特の熱気に押されます…。
押されつつ買ったのは、
パン名は不明…。(他のも)
カードを見る余裕もなく…。
柚子ピールの香りがふっと。
出すぎずに、どこかしら和が感じられるバランスです。
スリーズ・ア・テ・ベール(?)
入っているのはキルシュに漬けたさくらんぼと、きゅっと酸っぱいクランベリー。
生地の抹茶はだいぶん濃ゆくて
ホワイトチョコも入っていますが、苦味先行。
抹茶モノは、こんな風にきっぱりしてるのが好き。
プリュノー・ショコラ?
「リュスティック・カカオ」のようなショコラショコラした生地に
ラム(ブランデーかな)に漬けたプルーンが。
ねっとり甘い「夜のパン」。うなぎパイじゃないけれど。
大人味です。
これも、上の抹茶のも、お酒がとても効いています。
hでは、折々のイベント時にはお酒の効かせ具合がアップする。
お酒を使うならガツン☆と来て欲しい私には嬉しい♪
フラン
くずれてしまったわ…。
ラ・フランスが入っており、薔薇の香りがふんわり。
この香りのあんばいが絶妙なのです。
先走りせず、やや静なラ・フランスとうまく絡んで。
マンゴー・フロマージュ
「原点回帰です」とおっしゃってたマンゴー・フロマージュ。
毎年、入るもの・入り方が少しずつ異なるバージョンに改定されるけど
これは生地にドライマンゴーも入っておらず
シンプルなつくり。
わたしはこれ、好きだなあ。
「こうなってんのか」などと考えることなく、
ただ、おいしいなあって思いながらいただきました。
ここ数年はhと私の会社の仕事納めが同じだったので、
会社の納会をとっとと切り上げて(←個人的に)寄り、
既に静かな店内でご挨拶していました。
今回、限定パンも楽しみだったけど
一番は会えること。
ばったり出っくわした某女子、
ヘルプで来られていたお久しぶりのヴァンドゥーズさん、
スタッフさんにシェフ、マダム。
あ~、最後にご挨拶できて良かった
と思える人がいるのは、幸せなことです。
翌日も会うことになる人もいたけれど。